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引きこもりとは

引きこもりとは、6か月以上学校や職場などに行かず、おおむね家庭にとどまり続けている状態です。

国が2015 年に15歳から39歳を対象に行った実態調査では、広い意味でのひきこもりの推計はおよそ54 万人(調査対象年齢の日本人の100人に1人)と報告されており、2018年に40歳から64歳を対象に行った調査では、およそ61万人とされています。

子どもが引きこもり状態になった時、多くの方は、様々な思いが湧いて混乱されます。
混乱を整理するためと予防のために、引きこもりについて私が親として経験したこと、親の会で感じること、学んだことなどをまとめていきます。

〇 目 次

  1. サンローランパリ 2013aw ワイアットブーツ サイドゴアブーツ エディ期
  2. 引きこもりの原因を知って、どうすればいいか手掛かりが欲しい
  3. 引きこもり状態から自立するためには、どうすればいいの?
  4. THE SHINZONE キャロットデニム 32
  5. ブライス ジェーンレフロイ ジャンク
  6. 引きこもりの状態と高齢化について
  7. ビルケンシュトック サンダル えんじ
  8. 引きこもり状態から、就職やアルバイトはどうすれば出来る?
  9. アルパインオデッセイRB1.2リアビジョン専用取付キット

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内閣府の定義では、引きこもりとは、6か月以上継続して、社会的参加(就学、就労、自宅から出ての交遊など)を回避している状態のことです。

自室からほとんど出ない人のほか、自分の趣味の時は外出できる人、近所のコンビニぐらいは行ける人、等も含まれます。

引きこもりの方は精神疾患を持っていることもあり、診断がされる前の状態の方も含まれている可能性が少なくありません。

引きこもりの人はどれくらいいるの?

国が2015年と2018年に行った引きこもりの人数に関する調査によると、

15歳から39歳のひきこもりの推計はおよそ54万人(調査対象年齢の日本人の100人に1人)、40歳から64歳では、およそ61万人とされています。合わせると115万人です。

仙台市の推計人口は、東北地方の中で最も多い約110万人、山形県の人口は105万…。ひきこもりの推計人数は、山形県の人口を超えているんですね…。

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引きこもりの原因を知って、どうすればいいか手掛かりが欲しい

引きこもりの原因は様々で、複数の要因が存在しています。
きっかけは挫折経験や勉強のつまずき、環境の変化などがあります。統合失調症や強迫性障害、うつ病などの精神疾患や、発達障がいが背景にある場合もあります。

原因はひとりひとり違うので、明らかにするためには、その人個人の状況や過去を丁寧に聴きながら、紐解いていく必要があります。

子どもの様子から、精神疾患や発達障がいのことが気になる場合は、早めに医師に相談し、本人の困っていることをサポートする方法を見つけていきましょう。

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引きこもり状態になる要因に、強すぎる思い込みがあると言われています。
シンオウの仲間たち SR Vスターユニバース『親から始まるひきこもり回復』の中では『ひきこもりビリーフ』について書かれています。

『ひきこもりビリーフ』とは引きこもり状態の青年たちが一様に抱えている特有の思い込みのことです。
「〇〇でなければならない」「〇〇であるべきだ」などの、べき思考ともいわれる思い込み(信念)です。「完璧な仕事をしないといけない」「親の期待にはこたえるべきだ」「他者からの評価に値する自分でなくてはならない」などはほんの一部で、他にも調査の結果分かった思い込みが書かれています。

私はそれらの思い込みを眺めていると、大人の教えをよく理解し、真面目に守って生きてきた青年たちの姿が思い浮かびます。それらの思い込み=ビリーフは、適度に信じている分には問題にはなりません。

しかし過度に信じて守りすぎてしまっている時、人生の選択肢が制限されます。真面目な方ほど、すべきことを守り、すべきことをやらないのは良しとしません。時にはそれが出来なければ人生は終わると思うほどに追いつめられるのだと思います。

そして親もまた、同様の思い込みを抱えていることが多いです。親が自分の思い込みを世の中の常識として子どもに押しつけていないか、親自身が自分の思い込みに気づいていくことも、とても重要です。子どもに対して許せないことが多いなと思ったら、そこには思い込みがあるかもしれません。

子どもの様子を見て、許せないと思ったり、イライラが続くときは自分の中に強すぎる思い込みがある可能性があります。親も子も、思い込みを緩めていくことが状況の改善につながります。

桝田智彦さんの著書『親から始まるひきこもり回復』では、回復の全体像と親の関わり方が5つのプロセスで分かりやすく書かれています。とても参考になる素晴らしい本です。

参考:桝田智彦『親から始まるひきこもり回復』.ハート出版.2019年3月.81ページ

引きこもりの原因とエリク・H・エリクソンの『ライフサイクルモデル』

ライフサイクル・モデルとは、発達心理学者で精神分析家のエリク・H・エリクソンが提唱した理論です。人の一生を8つの発達段階に分けて捉えたもので、人生を幸せに生きる道すじです。

親として、子どもの育ち(精神的な発達)の視点から要因を考えてみたい、と思うとき、エリク・H・エリクソンの『ライフサイクル・モデル』が参考になります。

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乳児期 0~2歳 「基本的信頼」の獲得。
幼児期 2~4歳 「自律性」を身につける
児童期 4~7歳 「自主性」、積極性、主体性、目的性を育む
学童期 7~12歳 「勤勉性」の基礎づくり。
思春期・青年期 13~22歳 「アイデンティティ」の形成。
成人期 23~35歳 「親密性」を持つ
壮年期 36~55歳 「世代性」を生きる
老年期 56歳~ 「人生の統合」「人生の完成」

児童精神科医の佐々木正美先生の著書『あなたは人生に感謝が出来ますか?』の中では、順番通りに進んだように見えても実は「見せかけの前進」もあると書かれています。

親の願望や、指示命令に従って、言われたようにやると一見素晴らしい子に育つ。でもその子の内面では、必要なテーマをやり残したまま次の段階に進んでいる場合がある。それが「見せかけの前進」なのだそうです。

「やりたいことがない」

やりたいことがみつからないのは、児童期(4~7歳)のつまづきで、この時期は遊びの中で自主性、積極性、主体性が育つ。遊ぶことから学ぶ時。失敗や挫折をしながら、工夫を学ぶ時期。

これは、引きこもりの状態で考えると「大人になったんだから働かないと、生きていけないよ。」と言っても、児童期に遊びの中で段々に自主性を身につける体験をしてこなかった子どもには、容易ではないということです。

では、どうすればいいか。大人になってからでは大変だけれど、この時期をもう一度生きること。子どもが好奇心を持って遊び、失敗もして、自主性、積極性、主体性、目的性を育てるのを見守るということになります。

気をつけたいのは、やりたいことが見つからないことが悪いことだと判断しないことです。早くに見つかる人もいれば大器晩成型でじっくりと見つけていく人もいるからです。

私は、遊びに関してオンラインゲームなどでも十分体験する姿を間近で見てきました。
親は肯定的な視点で話を聴く、適切な質問をするなどコーチングの関りも役に立ちました。

「長続きしない」

会社が合わないからやめるのは、学童期(7~12歳)のつまづき。この時期は仲間と道具や知識、体験を共有することによって、遊びあう。社会的な活動の予行演習をする時期。

引きこもりの状態で考えると、「働こうと思えば出来るのに、なんでやらないの。」と親から見て思っても、学童期に仲間と道具や知識や体験を共有しあい遊びあい、勤勉性を獲得して来なかった子どもには、容易ではないということです。

では、どうすればいいか。大人になってからやり直すことは、コミュニケーション、人間関係のやり直し。そして人に相談したり教えて欲しいと言える力、勤勉性を育てるのを見守るということだと思います。

人間関係は、親とのコミュニケーションからも、オンラインゲームの仲間など身近な関わりからも学べます。

更に、人生はいつでもやり直しができる、という佐々木先生の言葉は、引きこもりを見守る親に光をもたらしてくれます。子どものことはもちろんですが、子育てを通じて親自身もライフサイクル・モデルのテーマのやり残しに出会います。それは、親が自分の生きづらさから自由になるチャンスです。

私は自分の人生で、働くことや家庭を持つことはやってきましたが、20代の頃ひとつの仕事を長く続けることが出来ませんでした。人間関係で苦しくなってしまうのです。その後もコミュニティに属しても、だんだんに苦しくなって離れていくという癖をもっていました。

それが、子どもの不登校がきっかけとなりコミュニケーションを学び始めて、信頼できる仲間と存分に学び合うことで、意図せずにこのつまづきから解放されました。これは子どもの頃、友達に本音を言えず存分に遊びあうことが足りていなかった私が、人間関係をやり直す期間だったのだと、自分の体験の意味を考えています。

エリク・H・エリクソンの『ライフサイクル・モデル』を知ることは、子どもの悩みがどの時期のつまづきと関係しているのかを知る手がかりになります。我が子は今、子どもの頃のやり残しがある時期をもう一度生き直しているのだなという見方が出来るようになります。

そして、いつまでこれが続くんだ、いったいなぜ動かないんだ、といった親の不安や焦りを緩和するためにも役立ちます。

佐々木正美先生の著書『あなたは人生に感謝が出来ますか?』は、先生の温かなお人柄を想像させてくれる素晴らしい本です。


参考:佐々木正美『あなたは人生に感謝が出来ますか?』.講談社.2012年10月.

引きこもり状態から自立するためには、どうすればいいの?

『自立をやるのは子どもである』と、肝に銘じておく

子どもに自立してほしい。それが多くの親の共通の願いではないでしょうか。「親が先に死ぬんだから…。」という言葉は、引きこもりの子どもを持つ親であれば、誰もが一度は考えたことがあると思います。

だからこそ、『自立をやるのは子どもである』と、肝に銘じておく必要があります。やり方も、タイミングも、やるかどうかさえも、決めるのは子どもです。

見守り経験の豊かな親の方は「結局、親に出来ることなんてないんですよね。」ということをおっしゃいます。決して希望がないという意味ではありません。『自立をやるのは子どもである』という事をよくよく感じた時に出てくる言葉なのだと私は思っています。

本人は、悩んだり引きこもっている間も、家族や周りの影響を受け続けています。

これをやれば自立に向けて動き出す!という魔法のようなことがあればいいですが、実際にはないのだろうと思います。自立への道は、本人が希望を見つけ、自分を受け入れ、未来を見れるようになり、意欲が生まれる。失敗を経験する。人と助け合える。そんなひとつひとつをたどりながら、自ら向かっていくものなのだと思います。

道をたどり始めるということをやってもいいかな、やってみようかな、と本人が思うことが始まりです。その芽は誰もが持っています。出たばかりの芽はプレッシャーには弱いかもしれません。温かいまなざしの中でであれば、安心して伸びてゆくでしょう。

動くことが出来ずにいる状態は、よくサナギにも例えられます。芋虫の幼虫から蝶のような成虫になる途中の段階です。サナギの皮の中ではドロドロになって姿を作り変える大工事中で、時が来ると、そぉ〜っと脱皮して、生まれ持った成虫の姿になります。外からできることは、大工事の邪魔をしないことです。皮が破れたり地面に落ちてしまったりしないよう、適度な距離から見守ることです。

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否定的なまなざしと肯定的なまなざし

やらない方が良いこと、やった方が良いこと

子どもが自分の道を生きるとき、そばで寄り添う親がやらない方が良いことがあります。

それは子どもを否定的なまなざしで見ることです。心配する気持ちから「この子は出来ないだろうから…」「この子は無理だろう…」という前提で子どもを見ることです。私は正直なところ、やってはいけないと思います。自分が自覚なくやっていたことがあるからこそ思います。

やった方が良いことは、その逆です。子どもを肯定的に見ることです。一見困った行動に見えることでも、見方を変えると「これも悪くないよね」と思うことが出来ます。そうすると、言葉かけが変わります。

見方を変える例は、例えばこんなことです。
◇何日もお風呂に入らない。
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◇パソコンばかりやってる。
同じことをこれだけ続けられるって特別なこと。この時間で得たものが必ずある。

読んでみてどうでしょう。「そんなこと思えない。」「無理だな。」と受け入れ難く思った方ほど、やってみることに意味があります。なぜなら、お子さんの行動を良くないことだと否定的に見る癖がついているかもしれないからです。もし、自分の行動を四六時中、否定的に見られているとしたら、それは本当に苦しいことです。

親が子どもを、どのようなまなざしで見ているかは子どもの人生に大きな影響を与えます。

自分は子どもをどんな見方で見ているかしら?なんて、普段考えないかもしれません。だから気づかずに、知らず知らずに、否定的に見ている場合があります。

子どもが引きこもりになったら、親の対応はどうすればいい?

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「安心して引きこもれるようにする」なんて聞くと、そんなことをしたらますます外に出なくなってしまうのでは?甘やかしてはいけないんじゃない?と思う方もあるかもしれません。
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私は子どもの頃から、「きまりはやぶってはいけません。みんながやっていることを自分だけやらないことは良くないことです。ずる休みはいけないことです。」という感覚を身につけて育ちました。それが当時の集団の中では自分が行動する助けになったと思いますし、そのせいで大きな問題につながったことはありませんでした。同世代の方は似たような感覚をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

でも、誤解を恐れずに言うならば、この感覚はすっかり古くなりました。
古い感覚を持ったまま、子どもに親の「ちゃんと」を望んでも、これからの子どもの人生をいいものするわけじゃないんですね。それでなくても、このままではいけないと苦しんでいる子どもにプレッシャーをかけることは、より苦しみを大きくしてしまいます。

まずは、子どもが安心してそこにいられる環境を作ることです。家族の気持ちとしては、早く引きこもり状態から回復してほしい、なんでもいいから働いてほしい、といった思いがあるかもしれません。

だからと言って、その気持ちを正しいものとして子どもに押し付けたとしたら、子どもの気持ちを踏みにじる行動になってしまいます。親に『こうしたい(回復して欲しい、働いて欲しい)』と思う気持ちがあるように、子どもにも『こうしたい』があります。

それを出せる環境が、安心してそこにいられる環境です。引きこもらざるを得ないという事は、現在の環境が、自分を出せる安心な環境ではないと考えられます。もし長年そのような状態であれば、子どもの心の中には、これまで出せなかったものが積もり積もって存在しているかもしれません。

安心してそこにいられる環境を作るには、まずは、子どもが「どんな自分でも肯定的に受けとめてもらえる」と感じられるように関わることです。ここでは正論は百害あって一利なし。自分の考えは横において、相手の話を否定せずに聴くことが大事です。

親が出来る対応の第1段階は、まず、子どもが安心してそこにいられる環境を作ることです。

地域の親の会、家族会は親が安心して話せます

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子どもの引きこもり状態を何とかしてやりたい!と親が全力で取り組むと、人生の最優先事項が子どものことになり、体調を崩すほど疲れ切ってしまうことがあります。親の方がうつ傾向になってしまう方も少なくありません。

ひとりの引きこもり状態について考えるとき、本人には本人の、親には親の、それぞれに別の悩みや苦しさがあります。

子どもの引きこもりを通して、親の気づかなかった思い込みや生きづらさに向き合わされることもあるので、親も大きく揺さぶられます。

子供のどんな状態も温かいまなざしで見守ろうと思っていても、親が不安だったり我慢をしすぎたりして、結局溜まった感情が爆発してしまう、というのはよくあることです。

そのような時に、同じ経験を持つ親の会に参加すると、安心して悩みを話し合えます。経験者ならではの体験談が聞けて安心したり、これまでなかなか話せなかったことを話せて、疲れた心が癒されることも多いです。親の会は全国で沢山開催されていますので、ぜひ参加してみてください。

ひきこもりに関する講演会や勉強会も、行政機関で無料開催されていたり、今はオンラインで多種多様な講演会にも参加できます。知ることで、楽になることも沢山あります。

親の不安を軽くするために、親の会に参加してみることをぜひお勧めします。

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山辺町で親の会「さんろくまる.」を開いています。
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引きこもりの子どもに、精神疾患の可能性があるとしたらどうすればいいの?

引きこもり状態は、本人にとっても辛い状況です。周りに理解者がいなく、日々責めるような言葉を聞かされているとしたら更に苦しいでしょう。そこから二次障害的に精神疾患が生じることがあります。引きこもることよりも、その後誰にも分かってもらえずに心を病んでしまう事の方が問題です。

医療機関を受診するときには、まず、ご家族が先に行かれることをお勧めします。
先生も人間で、様々な方がおられますので、ようやく受診する気持ちになったところを、子どもが不必要に傷つけられることを避けたいからです。

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引きこもりの状態と高齢化について

近年の傾向として、8050問題、9060問題と言われるひきこもり本人の高年齢化があります。

引きこもり状態を金銭的にもサポートしてきた親が80、90歳で無職の50、60歳の子どもを養っている状態です。高齢になった親が病気になっても医者に行けない、親の介護など様々な問題が生じ始めています。

引きこもりの問題は、本人だけでなく家族にも影響を与えます。
親の高齢化、その後は親亡き後をどうするのか。本人の兄弟姉妹に対する支援の必要性が少しずつ認識され始めています。

不登校についての定義と時代の変化

不登校についての古い考え方が、引きこもり状態を見守るときに影響していると感じます。現在までどのように変わって来たのかを説明します。

学校に行かない、行けない子は悪い子、ではなくなった

引きこもりと不登校は「長く休んでいる」点でよく似ています。
長く休んでいることが悪いこと、という考えが強すぎると、休んでいる状態の人に寄り添おう、見守ろうとしても、イライラしてしまったり、自分や相手を責める気持ちが湧いて来てしまったりと、現状を受け入れることの邪魔になりやすいです。

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私が小学生だった昭和50年代は、事故、病気、家族の葬儀以外で学校を休むことは悪いことだと教わって育ちました。「ずる休み」なんて言う言葉があったように、はっきりした理由なく休むことは悪いこと。多少無理をしても、真面目に毎日来ることは良いことと褒められました。

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2016年には、文科省が全小中学校へ向けて「不登校を問題行動と判断してはならない」との見解を含む通知を出しました。

 不登校とは、多様な要因・背景により、結果として不登校状態になっているということであり、その行為を「問題行動」と判断してはならない。不登校児童生徒が悪いという根強い偏見を払拭し、学校・家庭・社会が不登校児童生徒に寄り添い共感的理解と受容の姿勢を持つことが、児童生徒の自己肯定感を高めるためにも重要であり、周囲の大人との信頼関係を構築していく過程が社会性や人間性の伸長につながり、結果として児童生徒の社会的自立につながることが期待される。

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言い方を変えると、「学校に行かない、行けない子どもに対して、先生・家族・周りの大人は ”悪い子という偏見を持たないで寄り添うことが大切だ” 」と、文科省が全小中学校へ通知しているのです。

文科省からの3度の通知により、親と社会の不登校の印象は変化してきた

不登校新聞の編集長・石井志昂さんの書かれた記事によると、この不登校についての通知は過去に3度、出されているのだそうです。(1992年、2003年、2016年)
通知が親たちや社会に与えた印象は、その時々で変わって、対応も変化してきました。

1992年通知では、「不登校は誰にでも起こり得る」という文言があり、「治療対象」や「怠学・非行の一種」だと思われていた不登校への印象を変えていく契機となりました。 
2003年通知では、「ただ待つだけでは状況の改善にならない」などの文言があり、その影響は、子どもの気持ちや状況を無視した登校圧力などに見られるようになりました。
2016年通知では、「不登校は問題行動ではない」という文言がありました。不登校支援の目的は「学校復帰のみ」に捉われることではなく、社会的自立を目指すよう学校や教育委員会に求めています。

参考:不登校新聞【公開】文科通知「不登校は問題行動ではない」に反応さまざま

引きこもり状態から、就職やアルバイトはどうすれば出来る?

安心して引きこもる期間を過ごした人は、エネルギーがたまってくると、アルバイトにも興味が出てきたりします。

本人の中に働きたいという意欲が湧いても、いざ具体的に考えると、不安で行動に踏み切れない場合もあります。それまでと大きく行動を変えるのですから当然のことです。

そういった時は、まずは地域若者サポートセンターなどを利用して、経験のあるスタッフの方との関わりから始めて、相談、講座、就労体験など、段階的にすすめていくことも出来ます。多くの場合は、本人にとっての困難さ、緊張、恐怖感と戦いながらのチャレンジです。そのことを常に心にとめて、行きつ戻りつしながらの歩みを決して焦らせることなく見守って行くことが大事です。

親が子供を動かしたくて勧めても上手くいきませんが、自分から相談してきたり質問してきたときが、子どもの準備が整って、動き出せる時です。

引きこもりについて/山形県の相談支援機関

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